ぼくと「きのう何食べた」
こんにちは、ぼくことマヒロです。
昨日録画しておいた西島秀俊、内野聖陽主演の「きのう何食べた?」を見ました。
夫婦二人で大爆笑。
だってうちそっくりだったから。
二人で「わかる、わかる〜」って言いながら見ていました。
でもちょっと気になったことがあったんです。
ひとつ目がケンジがお客さんにシロさんのことを話したこと。
恋人や家族のことを話したいという気持ちはよくわかります。
でもそれは相手の了承があってのことだと思っています。
ぼくだって嫁の友達にこれはしゃべって欲しくないってことはあるし、彼女だって話して欲しくないと思っていることはあると思います。
ドラマを見る限りシロさんは同性愛者ということを知られたくはないようでした。
自分では大したことじゃないと思っていても、相手にとってはとっても大事なことかもしれない。
話をする前にワンクッション置いて本当に話していいのか、それによって相手がどう思うのかを考える。
これって大事なことですよね。
ふたつ目がシロさんのお母さんがシロさんに同性愛者ということを周りにカミングアウトしているか聞いてたこと。
同性愛をカミングアウトする人、秘密にしたい人それぞれだと思うんです。
「こうせねばならない」っていうのは押し付けですよね。
言っている本人は当然善意で言ってるんだろうけど、本当にいい迷惑です。
この場合「善意」っていうのが一番やっかいかもしれない。
どうしてその人のありのままを受け入れてあげられないのかなぁ。
ちょっと話は変わりますが、このドラマを見て思ったのは「何でもかんでも平等にすることっていいことなの?」ってことでした。
平等を望む人もいれば、望まない人もいるわけですよね。
今回の話でいうと同性愛者をカミングアウトができる人、できない人。
「他の人もカミングアウトしているんだからあなたもしなさい」っていうのは平等なんでしょうか。
したくない人の立場に立つと、無理やりカミングアウトさせられるっていうことですよね。
世の中にはいらない平等もあるんじゃないかってふと思いました。
いろいろ考えさせられたドラマですが、面白いドラマであることは間違いないので、みなさんも機会があれば見てください。
第2回も楽しみにしています。
それでは最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。