ぼくと〇〇

40代おっさんのとりとめのない話

ぼくとμ701

こんにちは、ぼくことマヒロです。

 

先日万年筆を整理していたら、ふとPILOT μ701が目にとまりました。

 

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μ701は1971年にPILOT社から発売された万年筆です。

オールステンレス製、首軸と胴軸が一体化しているなどユニークな特徴を持っています。

 

今までファースト万年筆は自分で買った”IrSunrise イブニングレッド”だと思っていたんですけど、よくよく考えたらμ701のほうがずっと前から手元にあったんですよね。

なにせ20年ほど前に父から就職祝いにもらった万年筆ですから。

 

もらった時は万年筆の知識が全くなかったので、ちょこちょことドライアップ起こしたり、インクでシャツを汚したりしました。

次第にめんどくさいペンだなと思うようになり机の奥にしまいこんでいたんですが、3年ほど前から万年筆にはまりだしたのをきっかけに20年ぶりにインクを通すことになりました。

この時ほど「物を捨てられない」自分の性格に感謝したことはありません。

 

このμ701には「H681」と刻印がされてあります。

 H・・・平塚工場

 6・・・6月

 81・・・1981年

という意味なので、1981年6月に平塚工場で製造されたということになります。

37年も前の万年筆なんですね。

この万年筆をもらったのは22年前なので、もらった時期と製造時期に15年ほどのズレがあります。

もしかしたら父が使っていた万年筆なのかもしれませんね。

  

首軸と胴軸が一体化しているので長時間筆記しているとだんだん滑って手がペン先に。

気がつけば指がインクで汚れていることもしばしばありました。

手帳にメモ程度であれば問題はないのですが、長い時間の筆記には向いていと思います。

特に筆圧の強い方はご注意を。

 

発売されてからすでに40年以上たっている万年筆ですが、会社で使っていると「カッコいいペンだね」と声をかけられるほど デザインがいいです。

なんだか父を褒められたような気持ちになり嬉しかったですね。

これからも大切に使っていきたいと思います。

 

 

それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました。