ぼくと銀河英雄伝説 Die Neue These
こんにちは、ぼくことマヒロです。
先週7月1日をもって「銀河英雄伝説 Die Neue These」の第一シーズンのテレビ放送が終了しました。
1週間の楽しみの一つがなくなってしまい寂しいです。
第一シーズンの最終話がアムリッツァ星域会戦の手前で終了したことが胸にモヤモヤ感を残しています。
個人的にはアムリッツァ星域会戦が終わるところで区切ってもよかったんじゃないかと思うんですけど。
それでは1週間遅れの「銀河英雄伝説 Die Neue These」(以下、ノイエ 銀英伝)の総括です。
※ネタバレを含みます。ご注意ください。
新しい銀河英雄伝説を通して
一番の注目したのは「どのように新しく生まれ変わったのか」というところでしょう。
どんな風にストーリーを組み立てているんだろう。
どんなキャラクターデザインになっているんだろう。
声はキャラクターのイメージに合っているんだろうか。
艦隊戦はどの様に描写されるのだろう。
原作、旧OVAにふれてきた者としてはどうしても比べてしまうところです。
しかし危惧していたようなことはあまりなく、すんなんりと受け入れられた様な気がします。
正直なところホームページでキャゼルヌのキャラクターデザインを見たとき、こんなのキャゼルヌと違うと思っていましたが、これはこれでアリだなと思うようになってきました。
前にブログでも書きましたが、欲を言えばオジサンたちはもうちょっと渋く描いて欲しかったです。
艦隊戦はCGになってよりSFっぽくなりました。
艦内の機械も近未来を感じさせるものが多くてよかったです。
余談ですが、同盟軍、帝国軍の旗艦の名前かっこよくていいですよね。
同盟軍ならウランフ提督の「盤古(バン・グゥ)」、帝国軍ならオスカー・フォン・ロイエンタール旗艦「トリスタン」がかっこよくて好きです。
ちなみにノイエ 銀英伝のウランフ提督の旗艦名が「ゲシル・ボグド」になっていました。原作ではこの名前だったんでしょうか。よく覚えていません。
残念な点といえばキャラクター同士のやり取りが希薄の様に感じました。
全12話という短い時間の中で不要と思われるところは極力カットした結果、背景の描写が弱くなるのは仕方がないと思うんですけど。
良く言えばスピーディー、悪く言えば唐突にって感じです。
ヤン艦隊の幕僚同士のやり取りも少なかったし、大好きなアッテンボローが登場したのも最終話だったし、帝国軍の提督たちも最終話にしか活躍していない。
戦闘に関してももう少し駆け引きみたいなものがあったほうがよかった様に思います。
ノイエ 銀英伝は原作に忠実に制作されていると聞きます。
もしかしたら原作はこんな風にあっさりしていたのかもしれません。
実は原作を1年ほど前に読見返したはずなんですが、「あれっ!?そうだったっけ?」と思うところがいくつもありました。
どうやらかなり旧OVA版に記憶が毒されているようです。
銀河の歴史がまた1ページ・・・
第一シーズンが終了し、第二シーズンは2019年に劇場版3部作として上映されます。
おそらくアムリッツァ、同盟クーデーター、対貴族連合との戦い(リプシュタット戦役)+キルヒアイスの死という構成になるのではないでしょうか。
最近はDVD化されるのが早いので、すぐに家でみれる環境になる可能性があるので、劇場に足を運ぶかどうかちょっと悩んでいます。
銀河英雄伝説は、ストーリーを知っているはずなのに「次はどうなるんだろう」とワクワクさせてくれる作品です。
できればノイエ銀英伝が最後まで走りきることを期待したいと思います。
それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました。