ぼくと万年筆
こんにちは、ぼくことマヒロです。
ここ数年で一番はまっている万年筆についてお話ししたいと思います。
万年筆というとみなさんはどんな事を思い浮かべますか。
何万円もする高級な筆記具だとか、扱いが大変そうだとか、作家が使うような本格的な筆記具だとか、すごい敷居の高い筆記具というイメージがありませんか。
ぼくも万年筆を使う前はそう思っていました。
ぼくがなぜ万年筆を使うようになったのか、そのきっかけをお話ししたいと思います。
万年筆を購入したきっかけ
もともとノートが好きで、かっこいいノートやかわいいノートをみるとついつい買っていました。
ノートは買うけど使わない。たまっていくノートたちの見ながら使い道をどうしようかと考えていました。
そこで思いついたのが日記。
最初は三日坊主で終わると思っていたのですが、意外や意外、1週間続き、2週間続き、ついに1ヶ月書き続けました。
この頃になるといいペンを使って書いてみたいという欲求がでてきました。
どうせなら書いているぞという雰囲気のあるもので書きたいと思い、万年筆の購入を決意。
万年筆選びの旅が始まりました。
万年筆選びの旅
初めての万年筆といこともあり、最初は数千円ぐらいの万年筆を探していました。
ネットで調べたところ、PILOT社のコクーンという万年筆が書き心地もコストパフォーマンスもいいと書かれていたので、これにしようかなと思っていました。
デザインもぼく好みです。
しかし万年筆はネットで購入するより、店頭で試し書きをして気に入った書き味のものを購入したほうがいいと書かれていたので、大阪にある文具店をめぐりお気に入りの万年筆を探すことにしました。
初めての万年筆
その中の一つにIr Sunrise(残念ながら2016年5月に閉店)というお店がありました。
そこで試し書きをしていたとき、店員さんに勧められた万年筆がIr Sunriseオリジナル万年筆 イブニングレッドでした。
オリジナルはセーラー万年筆のプロフィット ブラックスターだったと思います。
書いてみてびっくり。
今まで試筆してきた万年筆はキャップをさすと後ろに引っ張られる感じがして、書きにくいなぁと感じていました。
しかしこの万年筆は重心がペン先にあるので、ペン先が下にストンと落ちていき力を抜いても安定感がありとても書きやすい万年筆でした。
しかも21金のペン先で柔らかくヌラヌラとした書き心地。
この万年筆で試筆した後は他の万年筆のことなんか頭の中から綺麗さっぱり飛んでっちゃいました。
その後も他の店舗をまわり試筆を繰り返しましたが、結局この書き心地が忘れられずにこの万年筆を買いました。
ちなみにお値段は3万円以上。当初の予算のおよそ10倍。
でもいい万年筆を手に入れることができたので満足しています。
インクはPILOT 色彩雫「天色」を購入しました。
万年筆は楽しい
万年筆で文章を書いて良いと思う点は、
- 力を入れなくても書けるので長時間書いていても疲れない
- インクによる文字の濃淡が綺麗で見ていて飽きない
- 文字が綺麗に見える
万年筆を使い始めてから書くのが楽しくて日記だけではなく、読書ノートやライフログなどをとるようになりました。
最近は会社でも万年筆を使ってメモやノートを取っています。
デジタルの時代にわざわざ手書きでしなくてもと思わないこともありません。
パソコンで打ち込んだほうが早いし、修正もラク。検索だって簡単にできる。
でも今は書くことが楽しくて楽しくて仕方ないんですよね。
万年筆は書くことの楽しさを教えてくれるツールだと思います。
ぜひみなさんもお気に入りの万年筆を探してみてください。
そして書く楽しさを味わってください。